2024年2月玉川大学観光学部学生が企画したnexusチャレンジパーク早野での地域活性イベントを全面サポートしました

地域創生の取り組み

公開日：2024/03/04　更新日：2024/10/24

出店者全員の集合写真。売り上げの一部は「令和６年能登半島地震」に見舞われた地域へ寄付を行った

モビマルは、大学、高校、専門学校など様々な学校と連携し、キッチンカー（移動販売）を活用した起業・経営体験を提供しています。
その一つの取り組みが、玉川大学観光学部小林等ゼミと連携し、学生の皆さんが2024年2月18日に開催した地域活性イベント「一笑〜チャレパ学園祭〜」です。このイベントの企画運営に携わった三隅梨世さんと、長島於久良さんにお話を伺いました。

前回の学生主催の地域活性・起業体験イベントが好評で第二弾の実施が決定

三隅さん（以下敬称略）：2023年2月にモビマルと一緒に初めて東京・大田区で地域活性イベントを実施しました。その時に大勢の地域の方と交流をする中で、参加してくれた子どもたちの笑顔を見ることができたことが印象的で…。これからもイベントを継続したいという想いから、ゼミで話し合い、9月に第二弾の実施が決定しました。

長島さん（以下敬称略）：その後、10月にモビマルの太田さんにイベントのご相談をし、11月に場所を提供くださる東急株式会社にプレゼンを実施、12月から準備をして今回のイベント「一笑〜チャレパ学園祭〜」開催に至りました。

※「一笑」について
玉川大学観光学部小林等ゼミの活動として学生が企画・運営する、地域を盛り上げるためのプロジェクト。コンセプトは誰もがくつろぐことができ、笑顔があり人とのつながりがある空間を意味する「第二のリビング」。ゼミの活動を通して「人と人の繋がりの大切さ」を多くの人に伝えたいという想いで開催しています。

企業との連携やイベント会場の紹介、プレゼン準備までモビマルがサポート

長島：モビマルに相談をしたところ、イベント場所の選定や、開催に必要な企業の方を紹介してくださいました。そして、今回開催場所を提供してくださった東急の方へのプレゼン資料作成についても、丁寧にチェックをしていただき、プレゼンに臨むことができました。これは大学の授業では学べないことだったので、とても勉強になりました。

三隅：イベントチラシについても、東急の方から、もっとチラシを見た人が参加したくなるようなチラシ作成のコツを教えてくださったり、チラシ配布も協力いただいたりと、普段関わることのない様々な方からサポートをしていただけて、当日に臨むことができました。

イベントチラシ

イベントの目的の一つである「人脈形成」を達成

三隅：「一笑〜チャレパ学園祭〜」の会場は、nexusチャレンジパーク早野（神奈川県川崎市）。地域のファミリー層の来場を想定して、下記のさまざまなブースを出店しました。

・ヘアゴムづくりワークショップ
・アクセサリー販売
・古本販売
・大学生によるパフォーマンス・体験会
・高校生による輪投げ・射的
・中学生によるワークショップ
・キッチンカー

三隅：イベントにはゼミの小林先生のつながりで中学生や、東急の方が紹介してくださった地域の高校生が出店してくれました。出店者も幅広い層の学生が連携することができましたし、来場者についても、体験会に参加してくれた子どもたちが楽しそうに遊んでくれたり、それを見た親御さん達も喜んでくださったりと、目標としていた地域の皆さんの笑顔を見ることができました。

イベント会場に多くの方が参加

長島：イベント会場でアンケートを取ったのですが、チラシを見て来場してくださった方が多かったです。チラシで「古本販売があるのを見て楽しみにしてきた」「いい絵本が見つかった」という意見や、「射的が楽しかった」などポジティブなご意見をたくさんいただき、素直に嬉しかったです。地域の皆さんが求めているものに対してある程度応えることができたと感じています。