キッチンカーで儲かる場所は？ 人気の場所の条件や、出店方法を解説

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さまざまな場所に移動して営業できるキッチンカーは、出店する場所が客足や売上を左右します。「儲かる」とされる人気の場所には傾向があり、それらには出店料や出店条件、許可申請などの手続きが必要です。出店者と出店場所をつなぐ当サービス「モビマル」が、キッチンカーの「儲かる出店場所」の条件を解説します。

出店場所の探し方については、以下の記事でも解説しています。

▼キッチンカーの売上を左右する「出店場所」5つの探し方と出店料について解説

キッチンカーが儲かる場所を決める３つの条件

一般的にキッチンカーで「儲かる場所」の条件は以下の3つで決まります。

1.立地とその周辺環境

近くにオフィスビルや学校がある、有名な観光地のそばにある、はたまた駅の近くや、イベントを定期的に開催している広場など、一般的に人通りの多い場所は通りがかりの来客も多く、売上も上がりやすいとされています。

2.出店可能な時間帯

出店できる時間と人通りがある時間帯がマッチしているかも重要です。たとえばオフィス街であれば、最も集客の期待できるランチタイムに営業ができるかなど、どんな場所でも時間帯によって期待できる客足が変わってくるため、よく確認しましょう。

3.出店料

出店料の条件は直接売上に関わる部分です。出店料の他に売上の数パーセントを収めるなど条件は出店場所によって変わるため、条件を加味した上で販売料金を決めることも検討すべきでしょう。また、住宅展示場など会場への集客を目的とした出店場所の場合、決まった商品の数をあらかじめ買い取ってもらい、安価・もしくは無料で出店する「買取出店」という条件もあります。

定額制・歩合制…出店場所の「出店料」の仕組み

キッチンカーの利益に大きく関わる「出店料」は以下のように分かれています。

■定額制（固定制）

数千円～1万円程度の出店料を支払い、定められた時間の間営業をする制度です。

■歩合制（変動制）

一日の売上から一定の割合を徴収する制度です。場所によって売上金額の10％～20％程度が設定されています。

■定額＋歩合制

出店料にくわえ、一日の売上から一定の割合が徴収されます。

出店場所によっては、売上が保証額以下の場合出店料が発生しない「売上保証制度」が設定されていることもあります。

また、特殊なケースとして、出店場所がキッチンカーの用意した食数分をあらかじめ買い取る「買取出店」という形態もあります。たとえば「社内イベントのケータリングとして」「住宅展示場の来場者向けとして」などといった場合があり、基本的に無料・または定価より安い価格で商品提供をすることになります。

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儲かるキッチンカーの具体的な場所は？

客足が多く売上に期待ができる場所は以下のような場所です。

■都市部のオフィス街

ランチタイムのオフィスビル街は、そこで働く多くの人が昼食を求めて外出するため、食事系メニューを提供するキッチンカーの出店に向いています。

12～13時の間が人出のピークになるため、効率的な提供方法や会計方法を突き詰める必要があるでしょう。他のキッチンカーや飲食店も多く、競争の激しいエリアでもあるので、味はもちろん価格、提供時間などの差別化が売上アップのカギになります。

■イベント会場

週末や祝日のキッチンカーは、イベントで稼ぐといっても過言ではありません。イベント自体が集客をしてくれており、来場客もイベントを楽しみに来ている人が多いため、財布の紐が緩む傾向もあります。ただし、屋外イベントの客足は天候に左右されることがあるため、予想通りに集客ができるとは限りません。

■駅前広場

夕方～夜にかけての駅前エリアは夕食を買い求める人が集まる場所です。スーパーなどに通う主婦や、帰宅途中の学生・社会人など、平日・休日などのタイミングや地域によって客層が変わるため、ニーズに合った商品を提供することで売上を確保することができるでしょう。

■商業施設内

ショッピングモールやアウトレットモール、大型スーパーといった商業施設は集客力が高く、出店場所の候補として優秀な場所です。注意したいのは施設内の店舗と競合を避けるために「禁止メニュー」が設けられている場合があること、施設営業時間内は営業を求められることがあるため、長時間出店が前提になりやすいことです。

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