モビマルは、企業や自治体、大学のイベントに加え、各地の自治会の皆さまとも連携し、移動販売(キッチンカー)を活用した取り組みを行っています。
近年では、地域イベントや防災訓練など、自治体主体の取り組みにおいてもキッチンカーの活用が進んでいます。
今回はその一例として、品川区大崎第二地域センターの鳥海さんにお話を伺いました。毎年実施している防災訓練の中で感じていた課題や、キッチンカー導入を検討した背景、当日の様子についてご紹介します。
品川区大崎第二地区では、町会・自治会や学校と連携し、毎年防災訓練を実施してきました。
放水訓練や物資配布訓練など、地域に根ざした取り組みを続ける一方で、課題も感じていました。
防災訓練は参加者が固定化しがちです。これまで参加したことのない方や、若い世代にどう関心を持ってもらうかが、以前からの課題でした。
防災意識の向上とあわせて、“参加のきっかけづくり”が求められていました。
そうした中で検討されたのが、防災イベントへのキッチンカー導入でした。
他の地区でキッチンカーを取り入れた防災訓練が好評だったという話を聞いたことも、検討のきっかけの一つでした。また、品川区がモビマルと「災害時におけるキッチンカーによる炊き出し等の実施に関する協定」を締結しており、地域防災体制の強化に向けて連携していることもあり、モビマルに問い合わせをしました。
キッチンカーを導入するにあたり、募集方法や選び方、当日の調整など、初めての試みのため分からないことが多く、少し不安がありました。
しかし、モビマルに相談したところ、キッチンカー事業者のこれまでの出店率やキャンセル率、過去の評価などを確認しながら、イベントの趣旨に合う事業者を選定。事業者とのやり取りについてもモビマルがまとめてコミュニケーションをしてくれるため、こちらは負担を抑えながら準備を進めることができました。
初めての取り組みでしたが、進め方を一緒に確認しながら調整できたので、安心して当日を迎えることができました。
今回の防災イベントでは、実際の災害時を想定し、品川区が備蓄している非常食「アルファ化米」を使用した食事600食をキッチンカーで提供しました。
アルファ化米を使ったメニューをキッチンカーで提供する取り組みは、モビマルとしても初の試みだったそうですが、募集段階でイベントの趣旨を説明し、協力してもらえる事業者に応募してもらうことができました。
防災食というと、一般的にはカレーをイメージされることが多いですが、今回はキッチンカー事業者からの提案もあり、ローストビーフ丼、サイコロステーキ丼、タコライスの3種で提供。防災食らしさを出しつつ、参加者がメニューを選べる形にできる点も魅力だと感じました。
当日は、町会・自治会関係者、一般参加者を含めて約600人が参加しました。
来場者からは、
「防災のイベントとして災害時にも想定されるようなキッチンカーの食事を食べることができ有意義だった。」
「アルファ化米を使っているということだったが、普通のご飯と大きな違いは感じなかった。」
「キッチンカーによってはご飯の出来に差を感じたのでアルファ化米をうまく作れる方法を知りたい。」
といった声が寄せられました。
また、「キッチンカーによる集客など、新規訓練参加者の獲得などにつながる」という意見もあり、全体的に好評いただきました。
防災訓練に参加したことがなかった方にとっても、興味を持つきっかけになったのではないかと感じています。
今回キッチンカーを導入したことをきっかけに、防災訓練の可能性はまだ広がると感じました。今後については、キッチンカーとの連携も引き続き検討しながら、毎年内容を刷新しながら、より多くの区民の皆様に参加いただける防災訓練を目指していきたいと考えています。
品川区大崎第二地域センターは大崎・西品川エリアを中心とした地域のコミュニティ活動の核として、地域活動に関する業務のほか、各種証明書の発行などの業務を行っています。地域の町会・自治会や学校、青少年団体との連携により、区民まつりや防災訓練など、地域課題に応じた取り組みが行われています。防災面では、地域の防災意識の向上に向けた訓練や啓発活動にも力を入れており、地域コミュニティの維持と活性化に寄与しています。
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