【企業との取組み】フォーシーカンパニー 中澤博司様:地域コミュニティづくりに必要なパートナーとしてモビマルと連携

地域創生の取り組み
2024/09/02

モビマルは、企業や自治体、大学など、さまざまな場で移動販売(キッチンカー)を活用した社会課題の解決に取り組んでいます。
今回はその一例として、2020年秋からJR南武線 稲城長沼駅高架下「稲城くらすクラス」での移動販売の出店をご依頼いただいた、地域コミュニティの企画運営会社、株式会社フォーシーカンパニー中澤博司さんに、取り組みのきっかけや実施後の反響についてお聞きしました。

属人的に依頼していたキッチンカー出店をワンストップで安心して任せたい

当社は地域のコミュニティづくりや人と人を繋げる事業を行なっており、これまで夏祭りなど住民同士が楽しめて街の価値が上がるようなイベントを企画運営してきました。そこではキッチンカーも誘致していましたが、知り合いの繋がりで属人的に集めたり、イベント会社に発注するかたちを取っていました。そうすると、場所によってはキッチンカーを誘致できない場合があり、もっと効率よく確実に誘致ができないかと課題に感じていました。
そんな時に友人からの紹介でモビマルを紹介してもらい、問い合わせたのがモビマルとの出会いです。

JR南武線 稲城長沼駅高架下を活用した地域活性化プロジェクトでモビマルと連携

当社は2020年から、JR南武線稲城長沼駅の高架下を活用した、地域コミュニティを運営するプロジェクトを担当しており、新たなコンテンツを考えているところでした。稲城長沼駅は1日の乗降客数が約1万で利用者数が多い駅ではないため、これまでの方法でキッチンカーを誘致することは難しいと感じていました。また、地域住民であるファミリー層の方に楽しんでもらえる商品を提供するにはどうしたら良いかを考えていました。
そこで、モビマルに、キッチンカーをはじめ移動販売を活用し、稲城長沼駅周辺の特色を踏まえた賑わい創出を担ってもらえないか相談しました。

モビマルの事業責任者である太田さんにフットワーク軽く動いてもらい、すぐに取り組みを開始することに。モビマルに依頼すると、モビマルの登録事業者に出店募集を行い、応募者リストをもとに事業者を選ぶことができます。システム基盤がしっかりしており、1台からでも募集ができ、ファミリー層に楽しんでいただける内容をバリエーション豊富に提案してもらえたことは弊社にとって大きなメリットでした。
さらに、キッチンカー出店に関連して、保健所への許可申請自体がモビマルのシステムに自動的に組み込まれていることは当社としては非常に安心でした。弊社でも担当することがありましたが、最初から許可申請が組み込まれているとこれほどラクなのかと実感しました。


「稲城くらすクラス」での移動販売車出店の様子


利用者の状況を見ながら商品を柔軟に変化させ継続実施。移動販売による地域創生の可能性を実感

当プロジェクトは一時的なイベントではなく、高架下を活用して地域住民のために継続するものでした。したがって、地域住民がリピートして遊びに来てくれることが重要です。そのため、一日の売上などのデータをもとに、どのようなものが売れるのか、商品や登録事業者を柔軟に変更しながら地域住民を飽きさせないようなコンテンツ作りが求められていました。
その点では、モビマルの登録事業者にはバリエーションがあり、飲食だけではなく地元密着の物販もあると良いのではないかという提案や、開催時間について週末の日中・夜、平日の日中・夜などどの時間帯が最も集客できるかを検討したりと、フレキシブルに対応いただきました。
まちづくりのために、一般の店舗をオープンするにはコストや時間がかかりますが、移動販売車であれば、車を媒体として、さまざまなコンテンツを提供することができます。地域住民を集客し、住民同士がコミュニケーションを取れる機能としては、移動販売車が重要な役割を担うことができると腑に落ちた瞬間でした。 おかげさまで、稲城長沼の案件が好評でしたので、その後のJR東日本の様々な場所での高架下案件については、当社にまずお声がけをいただけるようになっています。


「稲城くらすクラス」での移動販売車出店の様子


モビマルの柔軟性ある対応はありがたい

柔軟性という点で言うと、キッチンカー誘致について最近では他社にもお声がけすることもありますが、他社との大きな違いは柔軟に対応してもらえることです。厳格なルールに基づいてお断りされる企業もありますが、モビマルには相談すると、「どうやれば実施できるのか」を考え、できるだけ実施する方向で動いてくれるのはありがたいですね。

フォーシーカンパニーが描く未来〜共有空間のない場所での移動販売車活用を推進〜

地域のコミュニティづくりをするにあたり、現在パークマネジメント(公園でのコミュニティづくり)などを国が推進しています。
公園のような場所では、人が賑わっていたとしても、集会所のような共有空間(部屋)があった方がコミュニティ運営がしやすいというニーズがあります。単に賑わいだけではなく、コミュニケーションの共有空間が必要だと考えており、広場や公園しかないところでエリアマネジメントする際に、人が集まり安心できる場として、移動販売車の導入も検討しています。
車内で食事をするだけでも住宅地でもコミュニケーションが生まれる価値があると考えています。そのような場に我々が出向き、賑わいを作ることもコミュニティ運営の一つです。 これはモビマルの考えと近いと感じているので、今後はさらに連携し、さらに地域コミュニティ運営を加速させていきたいと考えています。




株式会社フォーシーカンパニーについて

当社は、マンション、戸建て、ニュータウンなどの企画及び販売に関するコンサルティング、マンション、戸建て、ニュータウンなどの管理組合・自治会等の運営サポート、オフィス・商業施設など入居テナントの管理運営サポート、各種イベント・セミナーの企画運営、カフェなどの飲食店企画・運営を通じて、全ての人や組織、地域にとってより心地よい「つながり」のカタチをつむぎます。
豊かな「つながり」が、人に成長や幸せ、新しい自分らしさを開花させられる居場所を、そして、地域や組織に発展や持続可能性をもたらすことを信じて。

【本社】東京都千代田区神田小川町1丁目3番地1
【代表者】 代表取締役社長 中澤博司
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