大阪府豊中市にある府下最大級の公園「服部緑地」では、売店やレストハウス建て替えによる飲食サービスの低下という課題を背景に、キッチンカーの出店を開始しました。現在では土日祝を中心に出店が定着し、来園者の楽しみの一つとして認知されるなど、サービス向上と賑わいづくりを両立しています。
本記事では、服部緑地でのキッチンカー導入の経緯や運営の工夫、モビマルを活用した効果について、服部緑地管理事務所 大根様に伺いました。
服部緑地では、2023年4月に指定管理者の変更に伴い、西中央広場の売店やレストハウスが建て替えのため閉鎖され、来園者への飲食サービスが低下するという課題が生じました。公園の賑わいづくりと飲食サービスの継続を目的にキッチンカーの誘致を検討し、花博記念公園 鶴見緑地(大阪市)での運用実績があったモビマルに相談したことが導入のきっかけです。
また、公園は繁忙期と閑散期の来園者数の差が大きく、固定店舗による通年運営が難しいという課題もありました。キッチンカーであれば必要な時期に必要な台数を出店でき、来園者に多様なメニューを提供できます。公園の特性に適した運営方法として導入が進められました。
現在もキッチンカー出店を継続する理由として、まず来園者サービスの向上が挙げられます。待ち時間が少なくバラエティ豊かなメニューを提供できることで満足度が高く、繁忙期の飲食ニーズを効果的に補完しています。
次に、出店者にとっても営業機会の創出につながり、継続的な関係性の構築が進んでいる点です。公園にとっては出店者様も大切なステークホルダーであり、募集しても出店者様のエントリーがなければ始まりません。また、広い意味で、公園を利用されるお客様でもあります。
服部緑地に良いイメージを持ちかえっていただけるよう、自転車で先導して、安全に迷わず出店場所に着けるようにしたり、良い季節に良い会場で募集するなど、出店者様から選ばれる公園、出店したいと思ってもらえる場になるよう、努めています。
さらに、運営面では、公園を安全・快適に使用していただくための公園維持管理費の一部として出店料収入を確保できる点もメリットの一つです。
モビマルを選定した理由は、他公園での運用実績に加え、出店者情報や売上情報などがデータ化され、管理しやすい点にありました。
必要な日程・場所に応じた出店調整が可能で機動性が高く、出店ルールの周知や雨天時対応、売上報告などの運用がシステム化されています。そのため、公園スタッフの業務負担を大きく軽減できる点がポイントです。
出店は2024年3月下旬の「桜まつり」から開始しました。出店希望月の前月に出店場所や台数を連絡すると、モビマル側で募集ページを作成し、約1週間で出店者を選定する流れです。プロセスは分かりやすく、スムーズに導入が進みました。
花見シーズンなど多数の出店がある際には現地でのサポートも対応いただいており、雨天中止時の連絡など運営面のフォローも充実しています。出店場所やレイアウトを公園側で決定できるため、トラブルなく安心して運営できている点も特徴です。

ゴールデンウィーク期間中は縁日・エア遊具も出店し、子供たちに大人気
導入後は「今日はどこにどんなキッチンカーが出ていますか」といった問い合わせが事務所に寄せられるなど、来園者の関心が高まりました。現在では土日祝日にキッチンカーが出店することが定着し、公園を訪れる楽しみの一つとして認識されています。
今後は、閑散期の集客強化が課題と捉えています。季節イベントやマルシェ、ミニコンサートなど他コンテンツとの連携を進め、来園者・出店者双方にとって魅力ある公園づくりを目指しています。キッチンカーを軸としたにぎわい創出の取り組みは、今後も継続していく方針です。
昭和25年開設、約126ha(甲子園球場の約33倍)の広さを誇る大阪府下有数の公園。
都市緑化植物園、野外音楽堂、日本民家集落博物館、乗馬センター、プールなど多彩な施設が揃う、北摂のスポーツ・レクリエーションの拠点。
2023年から大規模リニューアルを開始し、スターバックス・ローソン・スケートボードパーク・フットサルコートなど、新施設が続々オープン。
2026年はレストハウス、複合温浴施設、東中央広場カフェのオープンが控えており、更なる進化を予定しています。
(指定管理者:服部緑地スマイルパートナーズ 構成団体:大和リース株式会社・京阪園芸株式会社・株式会社ウエルネスサプライ)
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