【大学との取組み】成城大学様:オープンキャンパスに広がる食の選択肢。成城大学がキッチンカーでつくる、心地よい滞在体験

企業・学校などとの取り組み
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モビマルは、企業や自治体、大学など、さまざまな場で移動販売(キッチンカー)を活用した社会課題の解決に取り組んでいます。
2025年初頭から成城大学(東京都世田谷区)では、キャンパスに常設でモビマルのキッチンカーをご利用いただいていますが、7〜8月のオープンキャンパスにおいても3日間活用いただきました。
オープンキャンパスでのキッチンカー利用が増えている中で、成城学園管財課香山さんに、キッチンカーを利用された感想や反響についてお話をお聞きしました。

日常からキャンパスでキッチンカーを利用。キッチンカーも大学の風景の一つ

成城大学では、コロナ禍で食堂が一時的に閉鎖したことがきっかけで、学生やスタッフの食事提供手段としてキッチンカーを利用しており、今では食事の選択肢の一つとなっています。今年のオープンキャンパスでは、日常の延長としてモビマルにキッチンカーを依頼しました。
大学では日常的にもキッチンカーが出店しているので、オープンキャンパスでもその雰囲気を再現できたらと考えていました。

食堂の混雑を緩和し、滞在を楽しむもう一つの選択肢

オープンキャンパスの日は、学食が非常に混み合います。来場者の中には、10時台から学食を利用する方もいらっしゃるほどです。
過去には学食だけでは食事の提供ができなくなることがありましたが、キッチンカーを1日2台出店いただいたことで、食事やスイーツ(今回は、アサイーボウルやタコス、ホットドッグなど)を気軽に楽しめる別の選択肢が生まれ、来場者のみなさんにゆったりと過ごしていただけるようになりました。結果的に、キャンパスに滞在する時間が自然と長くなり、全体として満足度の向上につながったと感じています。



キャンパスツアーの終点に“おいしいゴール”を

オープンキャンパスでは、在学生が1時間に何回かキャンパス内を案内する「キャンパスツアー」を実施しています。ツアーの終点を、キッチンカーの出店エリアに設定したところ、 ツアーを終えた高校生や保護者の方々が、そのままキッチンカーで一息つく流れができたんです。
飲食スペースは自然と交流の場にもなり、学生や来場者同士のコミュニケーションが生まれやすい場にもなりました。結果として、来場者からのクレームやご指摘がないまま、無事終了することができました。



運営の安心感と、柔軟なサポート

モビマルには、出店者との調整や衛生・安全面の確認など、運営面を一括でサポートしていただきました。現場での進行もスムーズで、事務局としても安心してお任せできました。また、こちらの希望や相談にも柔軟に対応していただけるので、企画段階から心強く感じています。単に手配して終わりではなく、一緒により良い形を考えてくださる点が大きな魅力です。
来場者が心地よく過ごせる時間をつくるうえで、「食」はとても大切な要素だと改めて感じています。キッチンカーを通じて、成城大学らしい温かみのあるキャンパス体験を提供していきたいと考えていますので、今後も学生や来場者の方々にとって魅力的な“食の場”をつくっていけたらと考えています。


成城大学について

成城大学は、経済学部・文芸学部・法学部・社会イノベーション学部の4学部を擁し、学生各々の興味関心を伸ばす「学習者中心」の教育のもと、約5800名の学生・大学院生が学んでいます。設置母体である成城学園には幼稚園から大学・大学院までがあり、そのすべての学校や施設が、閑静で緑豊かな世田谷区成城のワンキャンパスにあります。