モビマルに関わってくださるステークホルダーを紹介する「モビマルマガジン」。
今回は、企業様との取組みについて紹介します。
大阪府豊中市に本社を置く淀川電機製作所は、電動送風機、電動工具、集塵機など自社ブランドの工業用製品の設計・開発・製造・販売を行う企業です。同社の二井功太郎社長から、社内の福利厚生の一環として会社として初めてモビマルにキッチンカーの出店を依頼いただきました。
二井社長に、その背景やキッチンカーを出店した結果についてお話を伺いました。
これまで社内イベントを年数回実施して感じていた課題
元々、年に3、4回ほど社内コミュニケーションとして食事会や旅行などを実施していました。コロナ禍を経て、「次回は屋外でやるのはどうか?」という意見があり、バーベキューを検討したのですが、いざやろうとすると手間がかかるため二の足を踏んでいました。
また、コロナ前まではホテルでパーティーをしたりしていましたが、コストが高いことと、料理はパーティー用の決まった内容だったため、社員の好みを満たす別のことができないかと考えていました。
そのような状況下で、たまたまニュースでキッチンカーのことを知り、今年3月にネットで検索をしてモビマルに問い合わせた、という経緯です。
予想よりも低コストで社員の満足度高いイベントに
問い合わせをしたところ、モビマルの担当、奥野さんがすぐに連絡をくれて、キッチンカーに出店いただく弊社のスペースを見に来てくれました。
社員数や出店スペースなどを考慮し、結果的には4台のキッチンカーに来てもらうことに。
出店可能なキッチンカーのリストをもらい、そこから社員が選ぶ形を取りました。
イベント当日までは、選んだ4台のキッチンカーで社員が楽しんでもらえるか、問題なくイベントを終了できるか気になっていましたが、結果全く問題ありませんでした。
当日は、チケットを配布し、好きなキッチンカーで買う方法を取りました。お祭り気分を味わえるとともに、自分でいくら分を使ったか把握することにもなります。
翌日は全員から私宛にお礼を言いに来てくれて、キッチンカーの出店を依頼して良かったと思いましたね。
そして、コストについては「めちゃくちゃ安い」。ホテルでパーティーをするよりもコストを抑えることもできるし、社員が食べたいものを選ぶことができるので満足度の高いイベントになりました。
今後は社員の家族も参加して交流を図る場に
社内交流イベントは3、4ヶ月に1回実施しているので、ホテルでのパーティなどと含めて、いろいろと検討していきますが、今回のキッチンカーのイベントには非常に満足しています。今後はキッチンカーの台数を増やすなど試してみたいですね。
会社にキッチンカーで来てくれると、社員が移動する必要がないので、家族を招待することも検討しています。
キッチンカーの可能性はいろいろ考えられるので、今後も利用していきたいと考えています。
<プロフィール>
淀川電機製作所
代表取締役社長 二井功太郎
常務執行役員 事業本部本部長を経て、創業75周年の節目である2023年1月に法人・株式会社淀川電機製作所の代表取締役社長に就任。趣味はゴルフとキャンプと釣りで、「コロナ禍を機に更にハマった」というDIYなど多趣味な一面も。好きな言葉は「前後を切断せよ、みだりに過去に執着するなかれ、いたずらに将来に望を属するなかれ、満身の力を込めて現在に働け」(夏目漱石の小説「倫敦消息」より)。「過去に捉われすぎず、将来に夢を見すぎず、今できることや必要なことを精一杯やりたい。それが将来の財産になると考え、常に問題意識を忘れず、将来後悔しない仕事がしたい」
公式サイト:
http://yodogawadenki.gr.jp/