【出店者インタビュー】「肉のふる川」佐々木様:場所も業態も変えられて地域創生に貢献もできる移動販売の可能性に期待

出店者インタビュー
2022/05/24
大阪府守口市で居酒屋と移動販売車(キッチンカー)を経営している「肉のふる川」佐々木美鑑(よしみ)さん。モビマルでのイベント出店にも精力的に参加してくださっている移動販売業者のお一人です。
移動販売を始めたきっかけや、移動販売を始めて気づいたこと、将来の展望についてお聞きしました。

コロナで経営する居酒屋の売り上げが減少。新規事業として移動販売を開始


調理の専門学校を卒業後、飲食業界に。勤めていた守口市の居酒屋を買い取り、6年前に独立しました。順調に居酒屋を経営していましたが、コロナで売り上げが減少。先の見通しがつかない状況になった時、モビマル(日本移動販売協会)常任理事である枦山さんに移動販売を提案していただき、移動販売事業をスタートすることにしました。
現在は、日中は移動販売、夜は居酒屋を営業しています。

移動販売では現在「チーズボール」を主に販売。大学など若いお客様層に特に人気です。イベントでは、定番メニューは他の移動販売の方と重複することが多いので、チーズボールはその点出店しやすいのがポイントですね。

若い世代のお客様に人気の「チーズボール」



移動販売で気づいた出店者同士の「コミュニケーション」の大切さ


まず移動販売を始めて感じたことは、「移動販売は、接客業の前に力作業が意外とある」ということでした。例えば、発電機や生ビールサーバー、食材などの積み下ろし作業などです。女性のオーナーで、大きな発電機を購入してしまい、一人で下ろせない、というケースも時々見かけます。 そのような時に大切なのは、出店者同士の助け合いです。周りの出店者が手伝っている様子をよく見かけますし、私もそうしています。
助け合いはそれだけではありません。移動販売業者にとって、売れる出店場所や売上を上げるためのコツなど実体験に則した情報はとても重要です。同じ場所で出店している業者さん同士は仲良くなれることが多いので、積極的に情報交換をしています。
例えば「今日はうちは売り上げがいくらだったのですが、そちらはいかがですか?」など。同じように行列ができていても売り上げに大きな差があったりして、サイドメニューとのセット販売などでお客様の単価を上げることが必要だと気づいたり。周りの出店者の方からの学びは大きいですね。

行列ができ、オペレーションがうまく回った時が嬉しい


出店者の方との情報交換も楽しいですが、やはり嬉しいのは大勢のお客様に購入いただけた時です。お客様の行列ができるとやりがいを感じますね。
移動販売で売れるには、商品の完成度はもちろんですが、タペストリーを作ったり、目に留まる看板を設置するなど「店構え」もポイントになります。行列ができた時は、「今日は店の仕上がりが成功したな」と感じます。さらにアルバイトの方たちとのコミュニケーションもうまくとれて、オペレーションが回ると、本当に嬉しいです。

タペストリーや看板でわかりやすさや見易さを追求



スマホで簡単に出店申し込みができ、地域創生にも貢献できるモビマルを活用


現在出店先は、地元であれば直接土地の所有者と交渉することもありますが、交渉には手間と時間がかかるのがネックです。その点モビマルはスマホで出店先を申し込むだけなので楽ですね。
また、モビマルは、単にイベントへのキッチンカー出店だけではなく、移動販売を通した街おこしや地産地消など地域創生をしているので、そこに協力ができるのは意義があると感じています。
5/26-27に出店することになっている、 大阪産(もん)フェスタ も、気合いが入っています!

業態を選ばず全国のお客様に出会える 移動販売の可能性に期待




今後の展望は、移動販売を任せられるスタッフを育てることです。今は自分自身が担当していますが、自分の体が空いたらもう一台移動販売者を増やしたい。店舗を増やそうとすると膨大なイニシャルコストがかかりますが、それに比べると移動販売車は安価で済みます。そして何より移動販売車の魅力は、場所を簡単に移動でき、業態も変えられることです。
2022年2月にモビマルの案件で初めて幕張メッセのイベントに出店しましたが、関東の空気感を味わうことができ、お客様の層も異なり、接客の仕方も変えてみたりと、とても新鮮でした。
コロナも落ち着いてきましたし、今後の移動販売の可能性に期待しています。