大阪を拠点にキッチンカーや催事で「利休抹茶本舗2020」の運営に携わる衣笠なつみさん(30歳)。学生の頃からアルバイトで飲食業に関わり、社会人になってからも休日に飲食店でアルバイトをしていた衣笠さんが、キッチンカーと出会ったきっかけや今後の展望についてお話を伺いました。
1. 接客が好きでフレキシブルに働けることが仕事選びのきっかけに
16歳から飲食店でアルバイトを始めたのですが、接客業務が楽しくて、アパレル企業に就職してからも休みの日は飲食店で働いていました。企業を退職し、転職を考えたときに、飲食業が好きなことと自分の都合で勤務スケジュールを決められるとあり、利休抹茶本舗2020にジョインすることにしました。
現在は、キッチンカーでの販売や、百貨店等での催事への出店を両方担当しています。
和と洋のいいとこ取りで“抹茶デビュー”しやすいスイーツやドリンクを販売
抹茶利休では、抹茶のスイーツやドリンクを販売しています。抹茶というと和のイメージですが、洋の要素と組み合わせて、味も見た目もワクワクするスイーツに仕上げています。
おすすめは「抹茶フォンデュ団子」。抹茶のソースがお団子にたっぷりとかかった一品なのですが、ソースがしっかりとした濃さで程よい甘さもあります。
一番人気は「抹茶チョコクリームラテ」。大手カフェチェーンに負けない、食べやすくて見た目もインパクトのあるドリンクですよ。
3. アルバイト時代では経験しなかった、トータルで物事を考え行動する必要性
キッチンカーでの移動販売を始めてから6年ほど経ちますが、アルバイトと事業運営者との責務の違いを感じています。例えばアルバイトは接客と片付けのみ行いますが、運営者は仕入れから仕込み、会計までトータルで行う必要があります。
また、スケジュール設定も重要です。1つの出店について準備や片付けを含めると、営業時間の前後2時間は必要になってきますし、移動時間も考えてスケジュールを組まないといけません。そしてメニューによって売れる時間帯も異なるので、それに合わせた準備をする必要があります。抹茶利休の場合、スイーツとドリンクなので、午前〜ランチタイムよりも午後の方が売り上げが高くなるため、そこに合わせたオペレーションも考えています。
出店・運営には考えることがたくさんあり大変な時もありますが、お客様から「今日会えて良かった」「美味しかった!」「楽しかったよ」とお声をいただいたり、お客様とお会いできるのはとても嬉しいですしやりがいを感じますね。
旅をしながらキッチンカーで地産地消のメニューを販売したい
将来は、キッチンカーで旅をしながら、その土地土地の生産物を使ったメニューを考え販売していけたら面白いなと思っています。以前にスムージーを販売していたので、その土地ならではの食材を使った新鮮なスムージーを提供するのもいいですね。
モビマルには長く登録していますが、大阪支店のスタッフの方が丁寧に対応してくれているので安心しています。将来全国各地でキッチンカーを出店できるようにしたいと思いますので、その時にはさらに広い範囲で出店場所を案内していただけるのを楽しみにしています!