キッチンカー事業を始めたいと家族や友人に伝えた時に「やめておけ」「失敗する」と言われたことはありませんか?キッチンカーで検索して「廃業率が高い」というサジェストにショックを受けた人もいるかもしれません。
キッチンカーを含めて飲食業の廃業率が高いのは残念ながら事実ですが、キッチンカーで自慢の料理を販売して成功している先輩が大勢いることも事実。
そこでキッチンカーの廃業率が高い理由と、それを跳ねのけて成功につなげる秘訣を紹介します。
この記事は、こんな人におすすめです。
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イベント会場やオフィス街を中心に、手軽に様々なメニューを楽しめると人気が高まっているキッチンカー。比較的気軽にスタートできる事業であることから新規開業率が高い一方で、廃業率も高く新陳代謝が早い業態であると言われています。
そもそも廃業率が高いと言われている飲食サービス業。
2022年の経済産業省 中小企業庁の調査によると、全業種の平均廃業率が3.3%の中、「宿泊業, 飲食サービス業」の廃業率は最も高い5.6%。2024年には飲食店の倒産件数は894件と過去最多を記録しました。
開業率も、全業種の平均開業率が5.1%の中、「宿泊業, 飲食サービス業」は最も高い17.0%。キッチンカーに限らず、「宿泊業, 飲食サービス業」は多業種と比べて開業率・廃業率ともに高くなっています。
固定店舗よりも開業のハードルが低いキッチンカーですが、キッチンカーに特化したデータはないものの、1年以内の廃業率が約30%とされています。つまり、簡単に開業できるものの3店に1店は1年以内に廃業しているのです。
▶経済産業省 中小企業庁の2022年版「小規模企業白書」
▶帝国データバンク「飲食店」の倒産動向調査(2024年)
全業種のうち、最も廃業率が高い「宿泊業、飲食サービス業」。
廃業の理由には飲食店かキッチンカーに関わらず、飲食サービスそのものが抱えている問題もありますが、今回はキッチンカーというスタイルならではの原因を紹介します。
▶キッチンカーが「やめとけ」と言われる理由とは? 失敗から成功へ導くコツも解説!
キッチンカーにとって大切なのは、「どこ」で「何」を販売するか。店舗を構えないキッチンカーにおいて、良い出店場所を見つけることは非常に重要です。
都内のオフィス街や大型フェスなど、人が大勢集まる場所に出店して、求められるメニューをリーズナブルに提供できれば、売上はぐんぐん上がるでしょう。同じ商品を用意しても、人が集まらない場所や、求められるメニューでなければ売上はほとんど上がりません。
また、そもそも出店できる場所を見つけられなければ、どんなに良い商品を作ってもお店を開くことすらできません。
とは言え人気の出店場所は競争率が非常に高く、オフィス街などはすでに埋まっていてなかなか空きが出ないのが現状です。
運営側もすでに付き合いと実績のある店舗を選びがちなので、新規参入するのは非常に困難。キッチンカーの人気が高まるにつれて、良い出店場所の確保は難しくなっています。
キッチンカーに限らず、集客力の向上はビジネスの基本であり、重要なポイントです。
イベントなどへの出店は一時的な売上アップやお店のPRに大きな力を発揮しますが、日常的に十分な集客を継続できないと年単位での売上は伸びず、営業を続けることが難しくなってしまいます。
特に場所が変わるキッチンカーは、一般的な飲食店に比べて固定ファンが付きにくいため、出店するたびにそこで新たなお客様を集めることが必要です。もし人が集まる場所に出店できたとしても、キッチンカーの前を通りかかった初見さんを引き付けて、確実にお客様にしていかないと売上にはつながらないのです。
キッチンカーにおいて気軽にスタートできる定番メニューと言えば、唐揚げやたこ焼き、クレープ、アイスクリームなど。これらは誰もが知っていてワンコインで楽しめることもあり、売上が伸びやすい人気メニューでもあります。
しかし出店場所やイベントによっては、近隣の店舗や他のキッチンカーとメニューが重複しないように出店制限が設けられていることも。
また特徴のない定番メニューだけでは、有名店やより安いライバル店に押されてしまい、思うように売上につながらないケースもあります。
近年、固定店舗からの参入やフランチャイズ展開などの動きも活発化しているので、競合はどんどん増えています。斬新なメニューで人を集めるのは大変ですが、定番メニューだけの展開ではお店の個性をアピールできず、集客や出店場所の確保が難しくなってしまうのです。
日々の利益の中から、出店料や燃料費、光熱費や車両の維持費などのランニングコストを支払うので、商品の原価は売上額の30%以内に抑えるのが基本。より原価率を下げるには、食材を安価で手に入れられるルートを見つけることが重要となります。
良い食材を仕入れたいという気持ちは大切ですが、食材の質やブランドにこだわるあまり原価率が高くなると、利益は出にくくなります。
こだわる点とこだわらない点のバランスを考えて原価を下げる意識もしっかり持たないと、売っても売っても資金繰りが苦しいという状況に陥ってしまうでしょう。
基本的に屋外で営業するキッチンカーにとって、季節や天候の良し悪しは売上に影響を与える大きな要素です。
雨や雪、強風や猛暑など、天候が悪くなれば人の集まりが悪くなり、売上も目に見えて落ちてしまいます。また、大きなイベントへの出店が決まっていても、悪天候で中止になってしまえば売上はゼロに。
さらに暑い夏にはジュースやかき氷がよく売れますが、寒い冬にはスープやホットチョコレートなど温かいものが売れるなど、季節によって商品の売れ行きは大きく変わります。
1年を通して安定した営業を行うためには、季節に応じた商品開発が必要になるでしょう。
年間を通せば黒字であっても、荒天のために期待していた売上が得られないのは精神的にツラいもの。天候に関しては自分の努力だけではどうにもならない要素ですが、事業が軌道に乗る前にメンタルがやられて廃業を選んでしまう人もいるのが現実です。
季節や天候に売上が左右されるのは、キッチンカーが抱える宿命です。年間を通して収支がプラスになる事業モデルを考えて、その日の売上に一喜一憂することなく長い目で見る余裕を持つことも大切です。
廃業率が高い一方で、開業率も高いキッチンカー事業。コロナ禍以降、その注目度はますます上がっています。
モビマルに登録されているキッチンカーの登録者数は2025年11月に5500件を突破。2022年1月時点での登録事業者数1000件と比較すると、約4年弱で実に5.5倍以上に増えています。
キッチンカー事業が注目を集める理由には、以下のように事業者と利用者、双方からの要因があります。
2020年からのコロナ禍を経て、外食産業全体が大きな転換点を迎えました。
テイクアウトを中心とした「中食」が消費者に定着、拡大。それに伴い、大型店舗による画一的なサービスから、個性あふれる小規模店舗へと消費者の関心が移行。飲食店に、より柔軟性や機動力が求められるようになりました。
また、人件費や原材料費はもちろん、家賃やテナント料などの高騰により、固定店舗の運営コストは年々上昇。
一方でキッチンカーは少人数で運営できるほか、仕入れも必要な分だけで抑えられます。キッチンカーの維持費や出店料はかかるものの、固定店舗と比べると効率的な経営が可能。
テイクアウト需要の増加という市場の変化も追い風となり、テイクアウトに特化したキッチンカーの注目度は上がっているのです。
若年層を中心に、新しい働き方としても注目を浴びているキッチンカー。飲食業に興味がある人たちにとって、開業のハードルが低く、自由度が高い働き方が人気を集めています。
飲食業で夢を叶えたい若者にとって、自由にメニューを考えて提供できる点は大きな魅力です。オリジナリティーあふれる商品を開発するなど感性を活かすことができるので、飲食店で経験を積んだ若手シェフが腕試しや独立する手段としてもキッチンカーは選ばれています。
時間や場所などを柔軟に変えながら営業できる点もキッチンカーの魅力。SNSを活用して情報発信することでファンをつけ、イベントを中心に出店をすることもキッチンカーなら可能です。
「仕事とプライベートを両立したい」「本業を続けながら好きなことを副業にしたい」
そんな若者世代のニーズに、キッチンカーは合致。週末だけ、週に数回だけ、夜の数時間だけなど、自由な出店スタイルが叶う点も注目を集める理由です。
肉料理やラーメンなど、ひとつのコンセプトでキッチンカーを集めたイベントが近年各地で大きな話題を呼んでいます。
観光地やイベント会場での出店により新たな賑わいを生み出す効果も期待され、地方自治体や商工会議所もキッチンカー事業に注目。地域活性化の起爆剤として期待値が年々高まっています。
地元食材を活用したメニューの開発や、地域特産品のPRなど。地域を背負って各地に出店することで、地元の魅力を広く発信する役割を担えるのもキッチンカーの魅力と言えます。
また、空き店舗問題が深刻化している地方都市においては、移動販売という面でも活用が期待されています。過疎地では固定店舗で営業を続けることは困難ですが、キッチンカーなら人が集まる施設や住宅街を回って販売することが可能です。そのため、高齢化や過疎化が進み買い物難民が増加する地方では確実に需要が高まっています。
さらに、災害大国の日本では被災地におけるライフライン確保の点からも、キッチンカーが重宝されています。インフラが途絶え、食料品が十分に確保できない被災地では、厨房設備を備えたキッチンカーの存在は重要。
東日本大震災では日清食品グループが被災地にキッチンカーを走らせ、インスタントラーメンを無償提供して話題に。また、牛丼チェーンのすき家も、厨房設備を備えたキッチンカーで震災翌日から牛丼の炊き出しを行いました。
このようにキッチンカーは、多くの被災者に「食」を届ける貴重な存在としても注目を集めています。
▶日清食品グループが東日本大震災の災被者にインスタントラーメンを緊急支援
▶すき家のキッチンカー
どのような事業にも言えることですが、キッチンカー事業においても最初から上手くいくことはあまりありません。多くの先輩たちが、一度や二度ではない失敗を経験し、それにくじけず試行錯誤を重ねて今もキッチンカー事業を続けています。
失敗を一気に改善することは難しいですが、改善のための試行錯誤を続けることで事態が確実に良くなっていくことは間違いありません。
そのため長い目で見て改善を続けていくのが一番ですが、安定した営業を長く続けていくために、以下のことを心がけるとより早く理想とする人気、集客、売上につなげていけるでしょう。
どの分野でも、事業を始めるにはしっかりとした事業計画が必須です。キッチンカーは比較的簡単にスタートできる事業ですが、長く着実に続けていくためにはスタート前に事業計画を丁寧に練り上げるべきでしょう。
■コンセプトとターゲットを明確にする
他店と差別化を図り、お客様に選ばれるためには、お店のコンセプトとターゲットをきちんと設定しましょう。
あなたが売りたい商品と、メインで楽しんでほしい人、場所、時間帯を考えたら、その世界観を演出するアイテムや要素を考えます。
車両のデザインや店名、メニュー名、ロゴマークやユニフォームはもちろん、接客スタイルなど。コンセプトに合う世界観を丁寧に作り込むことでスムーズに差別化ができ、初めての出店場所でも集客につながり、その世界観に惹かれたリピーター(ファン)が生まれるのです。
■ビジネスやマーケティングのノウハウを持つ
個人で行うからビジネスの知識があまりなくても簡単に始められると考える人もいますが、やはりビジネスの知識は大切。ノウハウが不足したままスタートすると早い廃業につながってしまいます。
料理に関する知識はもちろん、出店場所選び・商品開発・集客といったマーケティングの知識、SNSやホームページを活用した効果的な広報の知識、仕入れ・接客といった飲食業の知識、そして財務管理など。キッチンカー事業も立派なビジネスなので、多岐にわたる知識が必要です。
しっかりと戦略を立てて実行することが成功の秘訣。個人で行うからこそますます、幅広い知識やスキルを自分自身がきちんと持つ必要があると言えます。
開業前に事業計画書を作成し、しっかりと利益が出せる見通しを立てたとしても、実際に運営を始めると思うようにいかないことがほとんど。スタートアップの段階に失敗やトラブルはつきものです。
しかし、資金面に余裕がなくギリギリの状態で経営を続けると、精神的にも追い込まれてしまい、正しい判断力を失ってしまいます。
そのため、計画通りにはいかず改善を繰り返す必要があることを想定し、軌道に乗るまでの期間のランニングコストも最初から資金計画に折り込んでおきましょう。
■金融機関から融資を受ける
事業計画をしっかりと立てれば、個人経営のキッチンカー事業においても融資を受けられる可能性は高まります。開業時に融資を受けて資金を増やしておけば、予期せぬ出費にも備えることができ、経営が安定するまで余裕を持って試行錯誤をすることができるでしょう。
そのためにも開業費用・ランニングコスト・予想される収益などを明確に把握して、必要な資金の目安を示した事業計画書を作成しましょう。
信頼できる金融の専門家や先輩たちに助言をもらうことも大切です。豊富な経験や知識から、あなたに適した資金計画や融資の申請方法などを教えてもらいましょう。
■初期費用を抑える
安定した利益が出るまでは限られた資金から材料費・出店料・燃料費などを支払ったうえで、自分自身の生活も成り立たせないといけません。開業資金を車両の購入や調理設備などの初期費用に使いすぎると、ランニングコストが圧迫されてしまい、あっという間に資金繰りが苦しいという状況に陥ってしまうでしょう。
軌道に乗るまでの運転資金を確保するためにも、初期費用はできるだけ抑えるように工夫しましょう。
車種や内装、設備は身の丈に合った最低限必要なもので済ませたり、ワンオペで回せる仕組みを作ったり。仕入れも計画的に管理して、無駄な支出をなくすことが大切です。
最初はこだわりを発揮できず物足りないかもしれませんが、事業が軌道に乗ってきたら設備を新しくしたり、内装を変更したりと少しずつ充実させていけばいいのです。将来の楽しみが広がり、モチベーションにもつながりますよ。
■信頼できるキッチンカー業者を見つける
キッチンカーの運営において最も大きなコストがかかるのは車両です。ローンはもちろん、改造やメンテナンスなど、継続的に多額の費用がかかります。
新車や中古車をカスタムするのが一般的な入手方法ですが、外装や内装、設備にこだわるほど初期費用はかかり、運営資金は圧迫され、ローン返済などの負担も増えてしまいます。実際、多額の車両コストを理由に廃業してしまう人も少なくありません。
しかし、初期費用を下げるために車両のコストを極端に抑えてしまうことも問題です。
中古車を安く手に入れても、故障や廃車で営業できなくなってしまっては話になりません。また、保健所の営業許可が下りる仕様でなければ再改造となり、さらにコストがかかってしまいます。長く使える耐久性がある車なのか、営業許可の基準を満たしているのかをきちんと確認して入手しましょう。
キッチンカーの販売や製作を行う業者は多数あります。信頼できる業者もあれば、残念ながらそうではない業者も見られます。車両を入手する際は必ず複数の業者や先輩から話を聞き、自分の目で信頼できる業者を見極めましょう。
なお、営業許可の基準は地域によって異なります。事業を拡大したくても、他の地域の基準を満たせず出店できないケースもあります。
将来の可能性も含めて出店を希望する都道府県の保健所の条件を満たすかどうか、キッチンカー業者に相談しておきましょう。その知識の有無も、業者の信頼度を測る物差しとなります。
■原価率を考える
キッチンカーはランチや間食での利用が多いので、客単価は1000円前後が一般的。単価を上げる場合は、セットメニューを設定したり、付加価値を加えるなどの工夫が必要です。
しかし、付加価値を求めてブランドや希少性が高い食材にこだわると原価率が高くなってしまい、売上が上がっても利益は少なくなってしまいます。原価に合わせて商品価格を高く設定しても、お客様に価格に見合う価値があることを感じてもらえなければ売れません。
また、集客のためにライバル店より価格を下げても、原価率が上がってしまっては自分が苦しくなるだけです。車載スペースに応じて仕込み量が限られるほか、キッチンカーはランチタイムなど一定の時間内で販売することがほとんどなので、薄利多売にも限界があります。
そのため、良い食材を安価で手に入れられるルートを確保し、原価率を把握して、バランスの取れた価格設定をすることが大切です。利益に影響する大きなポイントです。しっかりと計算して原価率は売上額の30%以内に抑えましょう。
■契約内容をよく確認する
初心者でもすぐにブランドの名前を掲げて運営できてノウハウももらえることから、フランチャイズに加盟してキッチンカーを始める人もいます。店名やメニューが多くの人に知られているほか、出店場所を紹介してもらえたり、悩んだらすぐに相談できることから、こだわりはないから簡単に立ち上げたいという方に適しています。
ですが、フランチャイズ契約は売上に応じたロイヤリティー(販売手数料)を払う必要があります。契約内容によってはロイヤリティーが高くついてしまう場合もあり、当初イメージしていた利益を得られないケースもあります。
支払い続けられる金額なのかどうか、最初に契約内容をよく確認しておきましょう。
■まずは副業で始める
キッチンカーで飲食業デビューをしたいという方には、副業として始めてみることをおすすめします。アルバイトなどで現場を経験することで、飲食業の基本的な知識や技術を得られるのはもちろん、自分自身の事業計画も具体的にイメージできるようになるでしょう。
また、本業で生活費を確保できるので、副業であるキッチンカーでは失敗を恐れずに様々なアイデアを試すことができます。リスクを軽減できることから精神面にも余裕が生まれ、楽しく試行錯誤を続けることで自然と成功にもつながっていくでしょう。
▶キッチンカーは土日だけの副業に向いている? メリットや成功のコツを解説!
経営者として事業を成功に導くためには、常に最新情報をリサーチし続けなくてはいけません。キッチンカー事業においては、注目の出店場所や流行のメニュー、新しい集客方法など、多くの最新情報を収集する必要があります。
今、経営が上手くいっていても、同じ方法が永遠に通用するわけではありません。日々新しくなる情報を意識的に収集し続けることが大切です。
■出店場所を複数確保する
毎日場所を変えながら出店できるキッチンカーにおいて、出店場所の確保はもっとも大変で、もっとも大きなポイントです。出店場所で売上が決まると言っても過言ではありません。
安定した売上が得られる場所に常に出店するキッチンカーもありますが、場所の都合で突然出店できなくなることもありますし、マンネリ化してお客様に飽きられてしまうこともあります。
毎日移動できるキッチンカーの持ち味を活かすためにも複数の出店場所を持ち、ローテーションで回ることをおすすめします。複数の場所を確保しておくとマンネリ化を防げるだけでなく、一つの出店場所がなくなってしまっても売上がゼロにはならないので安心です。
出店場所を探すためには情報収集とコミュニケーションが大切です。個人的なつながりや実績がないと断られることも多く、労力も精神力も使いますが、出店できる場所が多いほど安心感にもつながります。安定して経営していくため、常に新しい出店場所を探しておきましょう。
■メニューや装飾を工夫する
通りすがりに見つけてもらうことが多いキッチンカーには、斬新だけど知られていないメニューよりも、誰もがよく知っている定番メニューが適しています。ただし、定番だからこそ競合店との違いをつけないとお客様に選ばれず、話題にもなりにくいという問題があります。
差別化を図るには、定番メニューでもちょっとした工夫を加えることが大切です。地元産の食材を使ったり、味付けや盛り付けに新しさを加えたり。SNS映えする盛り付けで話題を集めるのも有効ですが、長く続けるためにはオペレーションが複雑にならない工夫も必要です。
お客様の目を引くためにはお店の装飾も重要です。何を販売しているのかがひと目でわかる看板や垂れ幕のほか、お店の世界観を伝えるデザインも大切です。
自分のこだわりにあふれたお店もいいですが、お客様が何を見て立ち寄ってくれたのか、今はどんなデザインが好まれているのかなど、注意深く観察や分析をして、集客力を高める工夫も重ねていきましょう。
▶キッチンカーのメニュー表で売上が上がる! デザインのコツと売れるPOP作成術
■流行のメニューをリサーチする
競合店と差別化したり、話題にしてもらうためには、市場調査を行ったうえで新しいメニューを提供することも大切。定番メニューであっても、珍しい付加価値やトレンドの要素を加えるだけで特別感を与えることができます。
キッチンカーに適したメニューの基本は、以下の3点。
これらのポイントを押さえたメニューを提供すると、成功につながりやすくなります。
そのうえで、最新の流行や人気の商品をリサーチして、メニューにスペシャル感を与えると差別化でき、お客様に覚えてもらえるお店に成長していくでしょう。
▶【2025年最新版】キッチンカーで儲かるメニューをランキング形式で解説!
■集客につながるマーケティング事例を調べる
飲食業にとって、お店の名前やメニューを知ってもらうのは成功への第一歩。そのうえで、場所を変えながら運営するキッチンカーにとって大切なのは、「いつ」「どこで」お店を出すのかを知ってもらうことです。
固定店舗の飲食店はGoogle検索や食べログ、ぐるなびなどのポータルサイトに登録することで口コミが広がり認知度を上げることができますが、キッチンカーは固定の住所を持たないので登録が難しく、エリア検索にも表示されにくい傾向があります。
キッチンカーの認知度を上げる方法として、もっとも簡単なのはSNSの活用です。近年は種類も豊富なので、自分のスタイルに合うメディアを選ぶといいでしょう。
出店情報や新商品紹介、キャンペーンの告知などを投稿することで、リアルタイムにお客様とのつながりを築いていけるのがSNSの利点。マメに更新しないと注目度が下がるので手間暇はかかりますし、投稿内容への気配りは非常に大切ですが、お客様に積極的にアピールするのに有効な手段です。
この他にも、YouTubeやTikTokなどメディアの種類は日々増えています。ターゲットに一番響くアピール方法は何か、SNS以外のスタイルも含めて集客につながるマーケティング方法を日々更新していくのは大切です。
移動しながら新しいお客様を集めるキッチンカーにおいて、人とのコミュニケーションは非常に重要です。お客様とはもちろん、最新情報をリサーチするためにも、積極的に多くの人と交流を持ちましょう。
■地域コミュニティーやお客様の声を聞く
常に新しい出店場所を探すキッチンカーにとって、地域コミュニティーとの友好的なつながりは肝心です。土地のオーナーや施設の管理者、商工会議所など、地域コミュニティーと良い関係を結ぶことで、人気の出店場所に参入することも可能なばかりか、新たな出店場所やイベントを紹介してもらえるケースもあります。
地域のイベントや商業施設、企業の情報を得るためにも、コミュニティーの力は大切。最初は上手くいかなくてもくじけずに交流を続けていきましょう。
また、お客様からも有益な情報を得られることがあります。味や盛り付けの感想や、他のキッチンカーの評判を聞くことで新しいアイデアが得られることもあるので、商品を販売して終わりではなく、会話を楽しむ気持ちでお客様の声に耳を傾けてみましょう。
■成功者や運営のアドバイスを聞く
同じ場所に出店するキッチンカーはライバルであり仲間です。特に、成功しているキッチンカーが持つノウハウには学びが多いもの。休憩をかねて交流を深めながら、気になる情報や知識をゲットしていきましょう。
仲良くなると、経営者としての視点を踏まえた客観的なアドバイスをもらえることも。先輩の声や経験談を聞くことで、失敗のリスクを減らすことができますよ。
また、イベント主催者の声もとても大切です。イベントを成功に導くために、キッチンカーの売上につながるアドバイスをくれる運営さんもいます。関係性ができると別のイベントを紹介してくれることもあるので、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
■セミナーや勉強会に参加する
キッチンカーは比較的簡単に開業できますが、経営を維持していくことは決して簡単ではありません。しかし今回紹介したように廃業の原因を知り、準備やリサーチを怠らずに根気強く試行錯誤を続ければ、キッチンカーで成功することも夢ではありません。
そのためには、実績も経験も豊富なプロから学び、あらかじめ知識やノウハウを知っておくことが肝心。そこで有効なのが、キッチンカー開業を支援するセミナーへの参加です。実際にキッチンカーを運営している先輩から、失敗事例も含めて具体的な話を聞くことができますよ。
「キッチンカーを始めたいけど、何から手をつけていいかわからない」「出店場所やイベントを自分で上手く探せない」
料理の腕に自信があっても、ビジネスや集客のことまで幅広く知らないといけないので、キッチンカーの運営には大変なことが多いと思います。キッチンカーの開業準備や出店場所探し、集客に悩んだら、まずはモビマルにご相談ください。
モビマルでは、キッチンカー開業に必要なノウハウを凝縮した「無料セミナー(講習会・車両見学会)」を定期開催。さらに、出店場所やイベントとキッチンカー事業者をつなぐ「会員登録無料のマッチングサービス」も行っています。
事業拡大でキッチンカーを始めたい方はもちろん、これからキッチンカーで起業したい!という未経験の方も。個人・法人問わず、キッチンカーの運営や出店場所に悩んだら下記のリンクをチェックしてください。
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